暮らしをかるくするきっかけと、家に在るもの考え方
こんにちは。あいにゃんです。
このブログを読んでくださって、ありがとうございます。
今日は、私が「暮らしをかるくしたい」と思ったきっかけについて、少し書いてみようと思います。
ものが多くしたくない理由
私たち家族は、50平米の家に3人で暮らしています。
決して広い家ではないけれど、この家をとても気に入っています。
引っ越してきた当初、私たちは23平米のワンルームで暮らしていました。そこからの住み替えだったので、50平米の空間はそれはもう広く感じられて、「これは使い切れないかも」と思うほどでした。
けれど、家族が増え、生活が変化するにつれて、だんだんとその“広さ”が感じられなくなってきました。気づけば、床にはモノが増え、空間には余白がなくなっている。
「最初に感じた、あのすっきりした広がりをもう一度取り戻したい。」
そんな思いから、私たちは “ものを減らす暮らし” を始めることになったのです。
まずは「ルンバが走れる部屋」にしたい
きっかけは、我が家にやってきたロボット掃除機。
彼(?)がきちんと走るには、床にモノが置いてあってはダメなんですよね。
そのために、まず床置きをやめてみることにしました。
そうすると、掃除がラク=きれいがキープできるように。
それだけで気持ちも不思議と軽くなって、
「もっと暮らしを軽くできないかな?」と考えるようになりました。
物にも「家賃」がかかっている?
あるとき、何かの本で見かけた言葉。
「使っていないモノにも、スペース代=家賃がかかっている」
ハッとしました。
クローゼットの奥の「いつか使うかも」は、今まさに、家の一部を“占領”してるんですよね。
私の家は広くない。
それなのに、たいして使わないものに場所を明け渡しているなんて、もったいないなと思いました。
「あるのに見つからない」は、ないのと同じ
モノが多いと、何がどこにあるか分からなくなります。
そして、必要なときに見つからない。
結局また似たようなものを買って、さらにモノが増える——というループ。
でもよく考えると、「あるのに見つからない」って、
「持ってないのと同じ」だな、と気づきました。
暮らしをかるくすると、心がうごく
ものを減らして、暮らしを整えていくと、
不思議と、部屋の空気がスッと軽くなります。
床にモノがないと、ルンバもスイスイ掃除してくれる。
そんな整った空間にいると、気づけば気持ちもふっと軽くなって、
「どこかに出かけたいな」と、心が動きはじめるんです。
旅の支度が、軽くなる
ものが少ないと、旅に出る支度もシンプルになります。
以前は、持ちものの準備に時間がかかったり、
「あれどこだっけ?」と探すことも多かったけれど、
今は本当に必要なものしか持たなくなったので、
旅の準備も気持ちも、ずっと軽くなりました。
忘れものも減って、荷物も減って、
気づけば“旅に出るハードル”がぐんと下がった気がします。
家が整っていると、帰ってくるのも心地よい
旅から戻ったとき、家が整っているとホッとします。
リセットされている空間に帰れるから、心が落ち着く。
旅で得た刺激や、感じたことも、すっと日常に溶け込んでいきます。
おわりに
暮らしを見直すと、自分が大切にしたいことが見えてくる。
それは、ちょっとした心の旅なのかもしれません。
このブログでは、“かるくなった暮らし”から始まる、建築や旅の話を綴っていきます。
次回は、「建築を見に旅に出る」話を少し書いてみようと思います。
